【レビュー】クリナップ「ティアリス」洗面台を実際に使ってみた感想|シトリンベージュ天板の美しさと使い勝手を徹底解説
<目次>
はじめに
リフォームで洗面台を選ぶとき、デザイン・掃除のしやすさ・質感のどれを重視するか迷いますよね。
私は最終的に、クリナップの最高級シリーズ 「ティアリス(TIARIS)」 を選びました。

実際に 「天板:シトリンベージュ」×「扉カラー:バーントウォールナット」×「サイズ:1200mm」×「センターボウルタイプ」 を設置して約1年。

この記事では、実際に使って感じた本音のレビューをお伝えします。
「高いけど本当に価値があるの?」
「傷や水垢はどう?」
そんな疑問に、実際の使用感で答えます。
ティアリスを選んだ理由
他メーカーの洗面台(LIXILルミシス、TOTOエスクア、パナソニックラシスなど)も検討しましたが、最終的にティアリスを選んだ決め手は次の3つでした。
- クオーツカウンター(シトリンベージュ)の高級感
- ボウル一体成形によるお手入れのしやすさ
- バーントウォールナットの扉が生む落ち着いた上質感
ショールームで見たとき、クオーツカウンターの自然な輝きと扉の木目の美しさに一目惚れしました。
「毎日使う場所だから、見るたびに気分が上がる空間にしたい」と思い、この組み合わせを選びました。
クリナップはキッチンは有名ですが、洗面台は最初検討していませんでした。
ですが、ショールームでモノを見てみると実は質感高いことに気が付いたんです💡
私たち夫婦が気に入ったのはその中でも「ティアリス」は高級感がありながらも
その割には値段が抑えられているんですよね☺
洗面台は最初リクシルで考えていましたが、リクシル・・・かなり値段が高い💦
確かにリクシルの質感はよいのですが、値段以上かと言われたら微妙だと感じました。
クリナップは値段以上に高級感があったので、「洗面台もクリナップでよくない?」
という結論にいたり、キッチンに加えて洗面台もクリナップにすることにしました☺
実際に使って感じたメリット
① シトリンベージュの天板がとにかく美しい

一番の魅力は、やはりクオーツカウンター(シトリンベージュ)の質感。
自然光や照明の当たり方で表情が変わり、
まるでホテルのような雰囲気になります。
細かいラメのような輝きがあり、毎朝ここに立つだけでテンションが上がります。

汚れも目立ちにくく、手入れが楽なのもポイント。
軽く拭くだけでツヤが戻るので、常に清潔感を保てます。
ちなみに、初めて我が家を訪れる友人家族のほとんどは
この洗面台をほめてくれます(笑)
個人的にはキッチンの方がお金をかけているので、
そっちに注目してほしいですが、やはりキラキラした天板が目を引くのか
毎回うらやましがられます。
② ボウル一体成形で掃除がとてもラク

ティアリスの特徴であるボウル一体成形。
メンテンナンス性を考えると、一体形成は結構マストな構造でした。
(本当は上から水栓もあるとよかったですが、ティアリスにはなかったはず)
カウンターとボウルに段差や継ぎ目が一切なく、水垢や汚れが溜まりにくい構造です。
センターボウルタイプは左右にしっかりスペースがあり、
洗顔時の水はねも最小限。
洗面ボウルの奥行きも十分で、子どもが使っても水がこぼれにくいです。
あと、幅が1200mmというのも選んで正解でした。
準備には結構道具を使うので、作業スペースではないですが
そういった場所は多くある方がよいと考えて選択した1200mm(我が家では広さ的に限界な幅)
は満足度が高いポイントです💡
③ 収納力が高く、使い勝手も良好




幅1200mmのサイズを選んだので、引き出し収納もたっぷり。
1200mmだと、収納大×2、収納小×2の合計4つの引き出しがついてきます。
ティアリスの引き出しは奥までフルオープンできます。
下段には洗剤ストック、化粧品や歯ブラシ、上段にはタオル類を収納しています。
開閉もスムーズで、ソフトクローズ仕様なので静かに閉まるのが心地いいです。
ついでに鏡内収納も見てみましょう。
こちらは木製のキャビネット+アルミラックになっています。
ほかのグレードはプラスチック製。
プラスチック製は安っぽく見えてしまいますが、ティアリスは内部も高級感抜群です!
さらにプラスチック製あるあるだと思いますが、静電気でほこりがくっつかないのも非常にポイントが高い!
収納力も申し分ないですね💡



写真の下の方に見えますが、洗面台の両サイドにコンセントが一つずつ見えます。
これ、全体像では見えない構造になっていて非常にスタイリッシュに見えるんですよね!!
お気に入りのポイントです!
④ バーントウォールナット扉の高級感

扉カラーはバーントウォールナットを採用しました。
深みのある木目と上品なマット感があり、シトリンベージュの天板との相性も抜群。
「木×石調」の組み合わせが洗練されていて、空間全体に統一感が出ます。
最初は石調の扉カラーを選択しようとしていましたが、
妻から(雰囲気が)重すぎる
とのNGがでましたので、木目調の扉カラーを選択するにいたりました。
それでもそれが正解だったと今では思っています(笑)
ちなみにですが、家を見に来てくれた友達夫婦は
家の中でも洗面台が素晴らしいとほめてくれる人たちが多いです。
おまけにライトが鏡に埋め込まれているデザインなので、非常にすっきりしています。
ビテラスミラー という名前が付いています(^^)/
このライトはデザインだけでなく、凹凸がほぼないのでメンテナンスも簡単💡
機能的にも顔を均一に照らしてくれるので
妻は化粧に重宝していると言っていました☺
あと、水栓部分の壁も全部鏡にしています。
メンテナンスが大変になることは覚悟の上でこの仕様を選択しました。
すりガラスなどにも変更できたはずです。
全面鏡にすることで洗面台に一体感が生まれて、鏡と天板の境界を薄くすることで
よりスタイリッシュに見せることができます。
こどもは身長が低いので、この鏡で歯磨きなんかもできるので
機能的にもないわけではないんですが私たちの場合は完全に見た目でこの仕様にしていますm(__)m
気になった点・デメリット
■ 細かい傷は光の角度で見える
クオーツカウンターは非常に硬い素材ですが、
光の当たり方によっては細かな擦り傷が見えることがあります。
ただし、日常使いで目立つほどではなく、触っても凹凸は感じません。
傷つかないことはないので、これは味だと思って使っていくことにします。
■ 価格は高め
我が家の仕様(クオーツカウンター/バーントウォールナット/幅1200mm)で、
設置費込み約60万円ほど。
他シリーズに比べると高価ですが、満足度は非常に高いです。
ただし!
他社だと同程度のスペックにした場合、もっと値段張るので、高いですがコストパフォーマンスも高いと感じます。
「長く使う場所」と考えると、投資してよかったと感じています。
■ 水栓まわりの水垢は要注意
天板は汚れに強いですが、水栓の根元部分だけは白く水垢が残りやすいです。
週1回程度、クエン酸スプレーで軽く掃除すれば問題なし。
ティアリスと他シリーズ・他社製品の比較
| 項目 | ティアリス | ステディア洗面 | LIXIL ルミシス |
|---|---|---|---|
| 天板素材 | アクリストン/クオーツ | アクリストン | 人造大理石 |
| ボウル形状 | 一体型 | 一体型 | 一体型 |
| デザイン性 | ◎高級感あり | ○ナチュラル | ◎ホテルライク |
| 扉カラーの質感 | ◎重厚感あり | ○明るめ | ○モダン |
| 価格帯 | 約40〜70万円 | 約25〜40万円 | 約35〜70万円 |
クリナップの洗面台は他のラインナップでも品質は十分ですが、
ティアリスは素材・デザインの完成度が一段上です。
実際に比較すると、扉の質感や天板の輝きが全く違います。
私たち夫婦は、天板にポイントを設定していたので、アクリストンクォーツは非常に魅力的でした💡
当然ほかにも天板の質感が高い洗面台も存在します。
例えばリクシルのルミシスにはセラミック天板も用意されていますが、非常に高価。
TOTOにはクリスタル天板が用意されていますが、こちらも非常に高価。
その中でもクリナップのアクリストンクォーツカウンターは
質感も非常に高いですが、他の高価格帯の洗面台の中でもリーズナブルな価格帯に入ります。
でもなぜかクリナップの洗面台は、あんまり売れていないのか
そんなに情報が出てこないんですよね。
私たちも最初は選択肢に入れていませんでした。
クリナップでキッチンを見ていたときに発見した感じでしたので、結構運命でしたね(笑)
それでも今では一番選んでよかった洗面台のメーカーだったと思います✨
結論:ティアリスは「一生モノの洗面台」
正直、価格面では迷いましたが、今では「選んでよかった」と心から思っています。
特に シトリンベージュのカウンターとバーントウォールナットの組み合わせ は、
毎日見ても飽きない上品さ。
掃除のしやすさ、収納力、デザイン性のどれも妥協がなく、
使うたびに満足感を感じます。
「毎朝ここに立つのが少し楽しみになる」
そんな洗面台を探している人には、ティアリスは本当におすすめです。

