皆さんこんにちは. 突然です…
【熊沢田代】東北の最高峰 燧ヶ岳(ひうちがたけ)を7月に日帰り登山!美しい湿原に癒されました【難易度は”中”】
みなさんこんにちは
今回は私が登ってきた「燧ヶ岳」について紹介します.
”ひうちがたけ”と読みまして,
福島県の南部にある檜枝岐村に属する標高2,356mの火山で,
東北地方で最高峰の山です!
7月にこちらの山に登ってきたので,どんな山だったか紹介したいと思います.
感想は
湿原が最高に気持ちいい山
でした.
それでは早速,登山順路通りに紹介していきます!!
<目次>
今回の登山ルート
今回の登山ルートは「御池(みいけ)日帰りコース」を選択しています.
このコースの特徴は,
- 往復所要”標準”時間6~7時間 (往復9km, 高低差約1,000m)
- 体力難易度は“中”
- 広沢田代,熊沢田代などの美しい湿原を楽しめる
こんな感じ💡
登山道を簡単に説明すると,
登山口→(急勾配)→広沢田代→(急勾配)→熊沢田代→(雪渓)→山頂
湿原は平坦かつ景色が抜群で気持ちよく歩くことができます.
疲れも吹き飛びますよ!
しかし湿原以外はかなーーりの急勾配.
けっこうハードです.
湿原で英気を養って急勾配でがんばる登り方がオススメです.
日帰りルートは中々疲れますが,それ以上に価値のある山ですのでみなさん登ってみましょう⛰
それではルートを写真とともに見ていきましょう👀✨
登山口→(急勾配)→広沢田代
登山口は御池(ミイケ)駐車場と直結しています.
駐車場代1,000円かかるので準備していきましょう.
そこにあるのがこの分岐看板です.
分岐の片方は尾瀬ヶ原に繋がる道なので,道を間違えないように注意しましょう.
山頂手前に雪渓を登るポイントがありますので,「アイゼン」を用意していくことをオススメします⛄
さて,看板を道なりに進めばすぐに登山道に入ります.
写真を見て分かるように,広沢田代までの道はそんなによくないです.
私が登った前日に雨が降った影響もあるでしょうが,かなり足元はぐちゃぐちゃしていて,
場所によっては,ハイカットの登山靴が後3cmくらいで浸水してしまうような深い泥の場所もあったので注意です⚠
ローカットは危険だと感じました
道はまさに「ジャングル」といった感じで,
見たことないくらい大きな植物が生えていたり,シダやコケが生い茂っていて美しかったです.
今まで登った山とはかなり雰囲気が違っていました.
少し不気味な雰囲気がありつつ,どこか神聖な感じがする…不思議な感覚でした.
そんな雰囲気を楽しみつつ,急勾配を登っていきましょう✊
念のため言っておくと,写真の通りの道が続くので,
景色はまったく見えません(笑)
眺望は湿原まで我慢してください(>_<)
急勾配の登りを抜けると,写真のような開けた場所に出ます.
これが見えたら広沢田代までもう少し!頑張りましょう☺
広沢田代
つらい急勾配を抜けると,そこには広沢田代が広がっています.
湿原を見たことない人は感動すると思いますよ!
素晴らしい場所でした☺
写真では見えづらいですが,白い綿のような植物が一面に咲いていて
それが風景のアクセントになっていてすごくきれいでした🌼
ちなみにまだ3合目なので,ここで少し休んでまた急勾配に備えましょう.
広沢田代→(急勾配)→熊沢田代
広沢田代が終わると再び急勾配の登山道に戻ります.
ここは広沢田代までとは少し異なり,若干景色がよいです.
道幅なんかは広くなったりしないので,そこまで快適になることはありません😂
熊沢田代の直前に少し視界が開けます.
ここから通ってきた広沢田代を見ることができます.
上から見ると,山の中に木が生えていない場所があるので少し不思議な感じがします.
熊沢田代
熊沢田代・・・めっちゃきれい!!
広沢田代より広くてすごく景色がよかったです.
写真の水面近くにはベンチがあるんですが,そこは最高に気持ちいい場所で,
いつまでも眺めていたくなるような景色に,心地よい風も吹いて,ずっと座っていたかったです(笑)
ベンチ大人気なので,譲り合って座りましょう
ここからは近くの会津駒ヶ岳なども望めるので,ここで雄大な風景を楽しんでください✨
熊沢田代→(雪渓)→山頂
熊沢田代を過ぎれば,また急勾配の道に入ります.
そこを進めば傾斜がある雪渓ゾーンへ到着します.
ここは中々急で,登りはそこまで大変ではありませんでしたが,下りは怖かったです💦
安全に進むためにアイゼン推奨です!
ここで入口の注意書きの意味が分かりました
ちなみに雪渓の直前は,雪解け水が登山道をけっこうな量で流れています.
道が悪く,滑りやすいので気を付けて進んでください.
山頂
今回はまないたぐらのみ登頂しましたが,山頂からの眺めも素晴らしかったです✨
尾瀬ヶ原や尾瀬沼を一望でき,景色は最高でした☺
山頂はけっこう狭いので,人口密度高め.
おまけに岩がゴツゴツしている感じで,平らな場所を探すのに一苦労💦
バーナーなどを持って行っている方は少し注意が必要です.
日帰りピストンの予定かつ,帰宅時間に制限もあったため,しばやすぐらまでは行かずに下山しました.
今回の持ち物
今回私が持って行ったものたちです.
最後に
アップルウォッチで測定した結果ですが,
- 登山時間→6時間(休憩,山頂の滞在時間を含む)
- 消費カロリー→1,500kcal
- 水消費量→3Lくらい.
になりました!標準タイムより少し早いくらいでしょうか?
下りのときはバテバテでした(笑)
おそらく登った人のほとんどが湿原で写真タイムに突入します.
そこで時間をくうので,それも計算にいれて登山計画を立てるのがベターかと思います.
燧ヶ岳は日帰りで行ける東北以北最高峰の山です.
おまけに景色も最高によかったので,これはかなりオススメできる山の1つになりました!
皆さんも登ってみてください.
必ず満足のいく登山になると思いますよ✨
ではm(__)m