【MAZDA】CX-60を試乗! ディーゼルエンジンのパワーが凄すぎた!【燃費もよい】

この度2022年9月15日に販売開始された,CX-60を試乗してきました!

https://www.mazda.co.jp/cars/cx-60/

結論最初に言ってしまえば,

ポテンシャル半端ない!どんでもない車!!

でした✨

もちろん初期型なので,気になるところもありましたが,それを凌駕するくらいイイ車でした🚙

素人目線であるので,間違っている感想もあるかもしれませんが,参考にしていただけると幸いです.

ちなみに今回試乗したのは,「XD-HYBRID Premium Modern」で本体価格は5,472,500円になります.

CX-5との比較

スペックをマツダの主力SUV CX-5(kf MC後)と比較してみます.

https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/#exterior
CX-5(XD 4WD)CX-60 (XD HYBRID 4WD)
全長 (mm)4,5754,740 (+165)
全幅 (mm)1,8451,890 (+45)
全高 (mm)1,6901,685(-5)
ホイールベース (mm)2,7002,870 (+170)
乗車定員 (名)55
車両重量 (kg)1,7101,940 (+230)
タイヤサイズ225/55R19235/50R20
エンジン総排気量 (L)2.1883.283(+1.095
WLTCモード燃費 (km/L)16.621.0 (+4.4)
室内長(mm)1,8901,910 (+20)
室内高(mm)1,2651,230 (-35)
室内幅(mm)1.5401,550 (+10)
( ) CX-5を基準としての比較

排気量が+1.1Lされマイルドハイブリッドが付いたことにより,車重が+230kgも重いですが,

燃費は4.4km/Lよくなっています.

マイルドハイブリッドが付かない3.3Lのディーゼルエンジンも燃費が20.5km/Lとなっており,

いかに燃費がよいか分かると思います.

gonzo
gonzo

熱効率40%越えですからね☺

試乗した感想(走行編)

以下,自分が感じた感想です.

現在CX-5 XDに乗っているので,それとの比較も踏まえて記載しています.

  • 乗り込んで身長入力すると,自動的にドラポジを合わせてくれる.
  • 加速感がすごい.CX-5のエンジンと比較してもとんでもなくパワフル.
  • コーナリングも優秀.2トンの巨体を運転している感覚ではない.体がぶれない.
  • しかし,車体の大きさは感じる.CX-5+50mmだけであるが道幅を取っている感覚がある.
  • シートはかため.ももの部分のホールド感がある.
  • 静粛性は抜群によい
  • アクセルを踏み込んだときのエンジン音からくる高揚感がすごい.胸を高鳴らせる.
  • 足はスポーティでかため.段差では突き上げを感じる.
  • 実燃費もすごくいい
  • 改良を重ねたらすごいことになりそうな予感.

乗り込んで身長入力すると,自動的にドラポジを合わせてくれる.

まず驚いたのが,すべて電動であること.

鍵を持ってドアを開けると,乗り込みやすい位置に座席やハンドルを動かしてくれます.

次にマツダコネクトで自分の身長を入力(ユーザー登録)すると,自動的に適切なドライビングポジティブに運転席位置を調整してくれるんです~!

実はこれ,「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」といって,

車内のカメラで運転者を認識し,そのドライバー別に登録された設定を自動的に復元してくれるシステムなんですね!

ちなみに前車を「エントリーアシスト」,後者を「自動ドライビングポジションガイド」といいます.

エクスクルーシブラインはオプション扱い,プレミアムラインは標準装備のようですね.

今回はプレミアムモダンに試乗したので,標準装備になっていました.

これがあると高級感がさらに上がるなと感じました.

普段CX-60を運転する人が2人以上なら,付ける価値はかなりあると思います.

gonzo
gonzo

私は奥さんがCX-5を運転するときがあるので,欲しいなと思いました.
毎回ドライビングポジション調整するのめんどうなので…

加速感がすごい.CX-5のエンジンと比較してもとんでもなくパワフル.

CX-60のエンジンは3.3L+マイルドハイブリッドを搭載しているので,CX-5の2.2Lより断然パワフルです.

アクセルを踏み込んだ時に,シフトアップしてもパワーが途切れることなく出てきて,車体をグングン前に運んでくれます.

CX-5はシフトアップしたときに,トルクが少し落ち込む感覚があるんですが,それがありませんでした.

4人乗車で後部座席も乗ってみましたが,全員そのパワーに驚いていましたよ!

後部座席に座っていても,体をシートに押し付けられる感覚があり,すごくテンション上がりましたね笑

どの領域からでもパワーを瞬間的に出力することができるので,追い越しなどはとっても楽でしょう.

パワーがあるおかげで運転に余裕が持てるので,とても快適に運転できると思います.

コーナリングも優秀.2トンの巨体を運転している感覚ではない.体がぶれない.

運転していて,ボディの大きさを感じることはありますが,重さを感じることはありませんでした.

FRベースの4WDであったので,少し遊びもありましたが,ハンドリングもクイック.

曲がって気持ちいい車になっています.

コーナーを曲がっていても,体のブレが少なかったように思いました.

しかし,車体の大きさ(特に幅)は感じますね😲

感覚としては,「いつも余裕がある幅の車線を目いっぱい使って運転している」ような感じ💡

CX-5の幅+50mm程度なので,そんなに運転感覚変わらないだろうと思っていたら,全然違いました笑

数値で見れば50mmは小さい部類に入りますが,運転感覚を大きく変化させる要素だと感じました👀

シートはかため.ももの部分のホールド感がある.

座って感じたのは,シートは硬めだということ.

(これが良い悪いの話ではなく)沈み込む感覚はあまりなくて,最初は少し違和感を感じました.

特に太ももに当たる両サイドのサポート部分が硬くてびっくりしました!

ホールド感を感じる部分でもあるので,ここは硬めでよかったと思います.

静粛性は抜群によい.

静粛性に関しては,CX-5を試乗したときも感動しましたが,

こっちの方がすごいです.

もちろん,マイルドハイブリッド+大排気量なので,そこまでエンジンを回さなくてもパワーが出てくることもあるでしょう.

この静かさは,ふかさない限りディーゼルエンジンだとは絶対に分からないと思います.

アクセルを踏み込んだときのエンジン音からくる高揚感はすごい.胸を高鳴らせる.

アクセルを踏むと一気にパワーが一気に解放され,圧倒的なトルクで加速してくれます.

gonzo
gonzo

おまけにエンジン音が素晴らしい!!✨

エンジン音をスピーカーから演出しているぽいですが,めちゃくちゃいい音します!

CX-5のディーゼルと比較すると,少し高くてよりガソリンに近い印象ですかね💡

もちろんディーゼルエンジンと分かる領域内でですが…

試乗だとそこまで踏み込めないかもしれませんが,試せる場合は絶対やった方がいいです.

CX-60がもっと好きになりますよ~~♡

足はスポーティでかため.段差では突き上げを感じる.

足回りはかためな印象でスポーティ

好みは分かれそうですが,自分はシャキッとしていて結構好きでした.

段差の突き上げは少し大きく感じましたね~.

段差を乗り上げたときにコツコツ伝わってきます.

これは運転中は気にならなかったので,後部座席の方が気になるかもしれません.

試乗車の走行距離が800kmくらいだったので,まだ馴染んでいないのかもしれませんね👀

これからに期待です!!

実燃費もすごくいい.

試乗車の走行距離が800kmくらいでしたが,燃費を確認すると,

15.0km/L!!

gonzo
gonzo

CX-5と変わらないやん…

非常に優秀ですよね.

マイルドハイブリッド効果もあるかもしれませんが,CX-5より1Lも排気量が大きくて車体も重いのに

燃費が変わらないなんて…👀

仮にCX-5からCX-60に乗り換えたとしても燃料代が上がらないということですからね.

大排気量でもお財布に優しいなんてすごいです☺

改良を重ねたらすごいことになりそうな予感.

あくまで素人の感覚なんですが,

CX-60は素晴らしい車だったんですが,少し発展途上な感じを受けました.

gonzo
gonzo

悪いという意味ではないです

ポテンシャルをとんでもなく秘めているのに,まだそれを常用領域で発揮しきれていないような…

おそらく,サーキットのような全開領域を遺憾なく発揮できるような場所なら,真の実力を垣間見えたのかもしれません.

それくらいとんでもない実力を秘めている車だと感じました.

今回の試乗は一般道のみでしたので,高速道路を運転したらまた違うんだと思います.

gonzo
gonzo

高速領域の方が,車の出力限界に近づきますからね☺

そういう意味では,2022モデルのCX-5の方が洗練された印象を受けました.

乗っていて「これが完成形です!」っいうのが伝わってきましたから.

なので,私ならCX-60の購入を少し待ちます.

gonzo
gonzo

2023モデルのCX-5を買っちゃったというのもあるんですが(笑)

理由は上記の通りですが,

  • 近年のマツダの傾向から,年次改良を短いスパンで実施し,改良を重ねてくる
  • 特別仕様車が出る

といった予測ができるからです.

年次改良はどの車種でも頻繁に行われているので,正直買うタイミングは難しいですが,

特別仕様車はねらい目だと思います.

どの車種も特別仕様車はボリューム満点で,お買い得感が強いからです.

以上より,私なら少し(数年)待って,特別仕様車を購入する作戦でいきます.

gonzo
gonzo

実際試乗してすごく欲しくなりました.

試乗した感想(エクステリア/インテリア編)

https://www.mazda.co.jp/cars/cx-60/
  • (EX)ボディサイズはCX-5を少し大きくした感じだが,それ以上の重厚感と威圧感がある
  • (EX)LED類の発色もすごくきれい.
  • (IN)室内はかなり広い.
  • (IN)アンビエントライトが夜の高級感を演出している.
  • (IN)ドア上部のソフトパッドはもう少し厚みがあると高級感増す.
  • (EX/IN)全体的な高級感が異常.まとまっていて非常に美しい.

(EX)ボディサイズはCX-5を少し大きくした感じだが,それ以上の重厚感と威圧感がある

値的には,数cmくらいしか大きくなっていないんですが,

それ以上に迫力を感じました.

おそらくその要因は全幅1,890mmとボンネットの厚みにあると思います.

CX-60はボンネットの高さがノーズにかけて落ち込みがそこまでないんですよね.

おかげでその高さをキープしたままフロントフェイスをデザインできるので,

ボンネットも分厚い, フロントフェイスも分厚いという迫力のあるデザインになるわけです.

実車を目の前にするとその違いは顕著で,すぐにその大きさと迫力を感じることができるでしょう.

おまけにFRレイアウトなので,プレミアムレングスが長い!!

CX-60の方が前輪を前に出すことができるので,フロントオーバーハングが短く,

非常に流麗なデザインでバランスが良いことが分かると思います.

https://www.mazda.co.jp/cars/cx-60/

横から見ると,その伸びやかなデザインがよくわかりますね✨

gonzo
gonzo

横も伸びやかでかっこいいですよね.

(EX)LED類の発色もすごくきれい.

CX-60 テールライトの発色

意外とこれまでのマツダの車では,テールライトの発行部分の幅が均一に太めな車ってなかったんじゃないかという印象があるんですよね.

なので細かいところですが,そんなところに目がいってしまいました.

(IN)室内はかなり広い.

CX-5(XD 4WD)CX-60 (XD HYBRID 4WD)
室内長(mm)1,8901,910 (+20)
室内高(mm)1,2651,230 (-35)
室内幅(mm)1.5401,550 (+10)

ここで, 改めて室内長を比較してみましょう.

CX-5と比較しても数値的には, 数十mmしか大きくなっていません.

ですが,圧倒的にCX-5よりは広く感じました.

CX-5でも4人乗車で比較的快適にドライブできる車だと感じていましたが,CX-60はそれの上をいっています.

包まれ感が強いといいますか,そんな感じの印象を受けましたね☺

(IN)アンビエントライトが夜の高級感を演出している.

後部座席アンビエントライト

遂にマツダ車にもドアパネルにアンビエントライトが追加されました👏

gonzo
gonzo

高級車に見られる加飾です✨

これは滅茶苦茶よかったです!

自分のCX-5にも付けたいと思いました.

gonzo
gonzo

オプションであったら絶対に付けていますね…!!

しかも,アンビエントライトの光るLED部分が乗車している人から見えない仕様になっています.

LEDチューブむき出しは個人的には好きではないので,非常に好印象でした◎

(IN)ドア上部のソフトパッドはもう少し厚みがあると高級感増す.

インテリアで一か所だけ気になったのが,ドアパネル上部のこの黒いソフトパッドの部分.

触った感触がけっこう硬めで,CX-5のようにふかふかしていませんでした.

乗るたびに触る可能性が高いところなので,もう少し質感が欲しかったですね☺

逆に言えば,気になったところはそこだけで全体の出来はまさしく「高級車」でした!

(EX/IN)全体的な高級感が異常.まとまっていて非常に美しい.

エクステリア,インテリアの全体的な高級感はこれまでのマツダ車を凌駕しています.

エクステリアでは,FRレイアウトになったことでプレミアムレングスが拡張され,

走りもさることながら,伸びやかさと踏ん張り感を持ったデザインに仕上がっています.

インテリアに関しては,CX-8のエクスクルーシブモードが出てきたときも,その質感の高さに驚きましたが,

今回はそれ以上によくできていると感じました.

私は,「メッキ加飾の使い方」にそのように感じる要因があると思います.

フロントパネル,ドアパネルには,端から端まで伸びるメッキパーツが使用されています.

そのメッキモールも複雑な造形を持っていて,それが高級感を演出しています.

さらに最上位グレードにおいては,本杢パネルがCX-5以上に使用されているなども高級感を演出する要因になっていると思います.

購入について

ディーゼルエンジンにおいて,

CX-5のエクスクルーシブモードはコミコミ約450万

CX-60のプレミアムラインは,コミコミ約600万しないくらいです.

100~150万の価格差を考えると,非常にお買い得に感じました.

gonzo
gonzo

タイミングが良ければ本当に購入していたかも

しかし,試乗して感じたのは,「CX-60の可能性」.

もう少し改良が進んだらとんでもなく素晴らしい車になるのではないかという予感….

それだけポテンシャルを秘めた車だと感じました.

それに加えて,おそらく今後特別仕様車を追加してくることが予想されます.

特別仕様車はどの車でもオプションがたくさんついていたりしてお得なグレードなので,

今後の動向に注目しつつ,購入時期を見定めたいですね…!

まとめ

いかがでしょうか.

今回試乗したCX-60の感想をまとめると,

  • 3.3Lディーゼル+マイルドハイブリッドのエンジンはとてもパワフルで胸をすく加速感.
  • 静粛性もすごく,ストレスフリー.
  • 燃費もよく,お財布にも優しい.
  • 今後の特別仕様車に期待.

になります.

大排気量のエンジンは今後中々登場することも期待できないので,いつかは購入したいですね✨☺

ではm(__)m

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