【CX-5】ディーゼルエンジンだと燃料代はどれくらい得する！？【軽油】【走行距離】

一般的なディーゼルエンジンのイメージは，

• 燃料代が安い
• 燃費がいい
• トルクがすごい
• トラックのエンジン?

などなどだと思います．

給油するときに，「軽油安くていいなー」と感じる程度だと思います．

ディーゼルエンジンの車の割合は，新車販売数の約6%ですので，いまだにほとんどはガソリンエンジンなわけです．

私はCX-5のディーゼルエンジンモデルに乗っていますが，今の走行距離は，新車から走って約12万キロ．

12万キロ乗って果たしてどれくらいガソリン代で得したかを検証してみたいと思います！

ガソリン車とディーゼル車の車両本体価格の差は…319,000円

近年では，「ディーゼル＝マツダ」のイメージが世間に定着しているような印象を受けます．

そのイメージを定着させた代表車である「CX-5」で車両本体価格をチェックしてみましょう．

これが価格表になります．

比較表を作成していて気づいたんですが，

面白いことにどのグレードの価格差が319,000円なんですよね．

フィールドジャーニーとブラックトーンエディションは20Sとエンジンの大きさが違うにも拘わらずです．

オプションなどもあると思うんですが，これはけっこう意外でした．

この価格319,000円がどれくらい距離を乗ったときに埋まるかを実際に計算してみました💡

燃料代と燃費

私が乗った期間の約4.5年分の燃料代平均です．

参考にしたのは，函館市の平均価格になります．

ここで軽油とレギュラーガソリンの価格を出してみます.

平均してみると，年平均で約18円の差ですね．

これをどれくらい乗ると差が埋まるのでしょうか?

燃費の差

ディーゼルエンジンとガソリンエンジンでどれくらい差があるのでしょうか?

CX-5ではWLTCモードにおいて，

• ディーゼル(2.2L)→19km/L
• ガソリン(2.5L)→14.8km/L

の燃費になります．

やっぱりディーゼルエンジンは燃費がいいですね…

実燃費的には15km/Lくらいですが，ここではWLCTモードで検証していきます．

結論：6万円くらい得した！

結論から言えば，約6万円得しています．

こちらは，レギュラーガソリンとディーゼルエンジンの燃料代（棒グラフ）と車両本体価格との差（折れ線グラフ）を表したグラフになります．

車両本体価格の差がガソリン車とディーゼル車で319,000円ありますので，-319,000円スタートのグラフが青い折れ線になります．

こうして計算してみると，車両本体価格差を埋めるまでに約10万キロの走行距離が必要になっています．

概算で「1万キロ走ると3万円違う」って感じですね💡

10万キロって，年1万キロ走る人の場合は10年かかります．

かなりのロングスパンですね．

私は年3万キロくらい走ったので，4年で達成してしまいましたが…💦

なので結論は

「10万キロ以上でプラス. しかし燃料代では元を取るのは難しい」

ですね👀

実際のところは，乗れば乗るほどオイル代や車検などのメンテナンス費用はかさんでいく傾向になるので，

燃料代だけでは車両本体価格の差を埋めるのは難しいと予測します．

ディーゼルエンジンを選ぶメリット

以上より，ディーゼルエンジンで燃料代を安く済ませたところで，

車両本体価格の差を埋めるのには時間がかなりかかるので，

燃料代でディーゼルエンジンを選ぶメリットはあまりないと言えます．

ではディーゼルエンジンを選ぶメリットは何でしょうか？

私が12万キロ走って感じたメリットはそのパワー！

どんなに人や荷物を乗せても力は落ちませんし，出だしからパワーが出ているので，

低速中心の街中でも，アクセルをほとんど踏み込むことなく快適に運転することができます．

アクセルを踏み込んだら，一気に加速していくそのトルク感は一度味わったら病みつきです☺

私は毎日少なくとも1時間は運転しているので，

その時間をストレスフリー(むしろ快適)にしてくれるのはとてもありがたいことでした．

まとめ

いかがでしょうか．

結論は，

★ディーゼルエンジンの魅力は圧倒的なトルクフルな走り！

★燃費と燃料費では本体価格差は埋めるのは時間がかかる！！

個人的には，本体価格の差が埋まらなくても十分にその走りに魅力を感じるので，

CX-5ではぜひディーゼルエンジンを選択してほしいですね！☺

ではm(__)m