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【理転】高校の時, 文系から理系に転向してよかったこと/悪かったこと
みなさんこんにちは
今回は私の半生について紹介します.
前回とても反響があった, 理系転向の記事の続きです.
私が理系に転向した話ですが, 続きがありまして…
実はその後大学院まで進学して, 修士号を取得しました.
大学を卒業すると学士
大学院修士課程を修了すると修士
大学院博士課程を修了すると博士
の学位がもらえます.
大学の時なんかは, 友人に「高校時代は文系だったんだ~」なんて言うと結構驚かれました.
これまで生きてきて, 文系→理系に転向した人は出会ったことがありません.
それくらい珍しいんだと思います(笑)
前回も書きましたが, 理系に転向することは不可能ではありませんが, 決して簡単なことではありません.
そんな逆境の中で学び, よかったこと/悪かったことを書いていきたいと思います.
<目次>
よかったこと
結果論ですが,文系→理系に転向してよかったことは,
- 自分で考え, 学習する力と積極性が身に付いた
- 効率よく学習する力が身に付いた
です.
◆自分で考え, 学習する力と積極性が身に付いた
中学生や高校生のころは自分で勉強するというより,与えられた課題や問題を解決して学習していく方が多いと思います.
しかし,大学以降(社会人含む)は
課題解決力(自分で課題を見つけて,自分で解決していく力)
が必要になってきます.
例えば,卒業研究などでは自分で研究内容を決めて,それに対してどうアプローチしていくかを自分で考えて研究しなければなりません.
もちろん指導教員もアドバイスしてくれますが,メインで研究するのは自分ですからね.
社会人ではさらに上のレベルでそれが求められます.
特に私は開発系の業務に就いているので,問題が起きた場合,責任は自分にあるので自分でしっかりと解決策を考える必要があります.
おまけに企業の場合は,利益や(製品開発の場合)生産性などへの影響も考慮する必要があるので,
大学生よりも視野を広く構えて,多角的に問題をとらえて解決しなければならないのです.
このような課題解決力を高校生のうちから人よりも早くトレーニングできたことは,今になってとても価値のあるものだったと感じています.
文系→理系転向という180度真逆の分野への挑戦をしたことで,そのころから挑戦への抵抗感がなくなり,
「やる気さえあればいつでも何でも挑戦できるじゃん!!」
と思えるようになりました.
元々何にでも興味を持ってしまう生活に拍車がかかったように思いました(笑)
おかげで「自分で勉強すれば問題ないな」と思えるようになったので,どんなことへも抵抗感はなくなりました.
◆効率よく学習する力が身に付いた
受験は,基本的には決められた期間以内に結果を出さなければいけません.
文系に属しながら理系の勉強をするためには, それなりの工夫と努力が必要です.
他の人より圧倒的にスタートが遅いうえに,
現役の場合は,受験と関係ない学校の授業も受けなくてはいけませんからね.
個人的に内職は集中できないのでオススメしません.
当時, 学校の先生に聞いても「そんな生徒を見てきたことがない」と言われたので対策や勉強は自分で考える必要がありました.
そこで私は時間を効率的に使うようにしました.
俗に言う「隙間時間」ってやつですね.具体的に高校時代に実践していたのは,
- 毎朝始発で学校へ行って教室で勉強(60分)
- 早弁して昼休みは図書室で勉強(40分)
- 通学で電車に乗っているときに勉強(30分)
こんな感じです.
これで1日合計130分勉強時間を稼ぐことができます.
1カ月だと土日を除いて
130分×20日=2,600分(43.3時間)
けっこうなものでしょう?
おまけに隙間時間の活用は集中力が継続することです.
一回の勉強時間が60分以下なので,集中力も続いて学習効果も出やすいです.
部活を引退してから勉強を始める方には特にオススメの勉強方法ですね💡
悪かったこと
当然悪かったことは,
- しなくてもいい努力に時間を割くことになった(もったいなかった)
です.
これは言わずもがなですね(笑)
受験に不必要な文系の授業中なんかは「時間勿体ないなー」なんて考えたこともありました.
実際受けなければ1時間も自分の勉強に費やせるわけですからね.
でも内職(=その授業内容とは異なる科目の自主学習をすること)はやったことなかったです.
結局集中できないので,その授業中は普通に授業を受けていました.
教養だと思って授業を聞いていました.
ちなみに受験に不必要な科目のテストは赤点ギリギリを狙っていました.
「これくらい勉強すれば赤点回避できるな」といった感覚は持っていたので,本当に必要最低限な勉強しかしていませんでした.
文系⇔理系転向する場合は,無駄なことに割いている時間はないですからね.
割り切って受験勉強に臨むことが大切だと思います.
さいごに
いかがでしょうか?
高校生時代を振り返ってみれば,受験勉強はかなり苦労した思い出があります.
中々結果が出なかったり,スタートが遅くて焦ったり…
現在受験生の方は,色々大変な努力をされていると思います.
今回の記事では,(少し特殊ですが)受験勉強が今後の人生にどのように影響してくるかを少し書きました.
努力したことは,たとえ志望校に合格できなかったとしても大きな財産になって自分の中に残り続けます.
その後の人生に必ず生きてきますよ
なので受験勉強を楽しみ,自分の進路に向かって頑張ってください.
では♪